いつも海に山に(仕事にも)大活躍の軽トラ・ハイゼットトラック S210Pの クラッチ交換と
今回の主たる原因(だと思う)クランクシールの交換です。
思えば二年も前からクラッチが滑ってるかな?と思ってました。
が、なかなかやる気にならずこの日までのらりくらりとごまかして走ってました。
症状としては
・アクセルを一定に踏んでいても急に回転数が上がるときがある。
・上り坂でパワーロスをあからさまに感じるときがある。
・同じ道、同じような状況でも症状が出るときと出ないときがある。
・下回り、とくにクラッチやミッションあたりがオイルで汚れている。
・オイルがやけに減る。
・かわらず調子良いときもある。
「クラッチが滑り出したら出先で走れなくなるよ」と脅かされながらもこの状態で二年も乗っていたわけです。今思うとホント無知って恐ろしいですね。
仕事柄いろんな業種の方と知り合いますので、車に詳しい方々によくよく話を聞くと
「クラッチ(ディスク)を交換したついでにクランクシールも交換しておいたほうがいいよ」と教えていただきました。
クランクシール?ん?そんなのあるのか…と思ったのですがよくよく考えるとそこからオイルがにじみ出れば今回の症状がでるのも合点がいくなぁと思ったわけです。
『クランクの付け根からオイルでる→クラッチディスクに付着する→クラッチ滑る→オイル減る』
これです!たぶんこれです!
クラッチディスク本体の摩耗というよりはオイルの付着なら、たまに症状が出るとか、二年も乗ってられたとか、下回り汚れるとか納得です。
というわけで今回は
・クラッチディスクの交換
・クランクシール(リア側)の交換
をしました。
作業中は手が汚れていて合間に詳しく写真がとれていません。
作業が始まれば当然車は乗りだせないわけですから、足りない物がないように前もって準備はしておきます。ネジ一本失くしても、ジュースが飲みたくても、お腹が減っても車では買いに行けませんから。(笑)
外してみるとオイルシールもクラッチディスクもオイルだらけですので納得ですね。
こぉいう瞬間って気分が高揚するんです。
原因が解りすっきりするというか、ダメダメなところが整頓されていくというか。
なにより自分でもやればできる!と思えるわけです。
交換後の現在ではしっかり走っています。
オイルの減りもなくなりました。
たしかに二年もほっておいたのはいけない事ですが、今思うとこの二年があってクランクシールの話を聞くタイミングがあったのかなと良い風に考えてます(笑